釜山国際映画祭コンペティション部門に選出!コメントも到着!
10月24日(金)より全国公開となる映画『愚か者の身分』が、第30回釜山国際映画祭コンペティション部門に選出されました。
今回選出されたのは、第30回を記念して、これまでの非コンペ型から変換し今年から新設された”メインコンペティション部門"。世界三大映画祭と謳われる<カンヌ、ベルリン、ベネチア>と同様にコンペ形式へと歴史的な転換を迎えると発表されたばかりの新しい部門になります。世界中の映画人から愛されるアジア最大級の映画祭のひとつとして大きな期待と注目を集めるこの部門で、本作はアジア各国から選ばれた14作品の精鋭作とともに、最優秀作品賞を含めた5つの釜山アワードを巡って競うことになります。
釜山国際映画祭側は、その選定理由について「複雑な心理劇であり、若者たちの成長物語であり、暴力が現実の奥深くまで浸透した現代大都市を冷静に映し出す自画像」と評価。
出品決定を受けて、永田琴監督と、闇ビジネスに手を染めながら、騙した犯罪者を気に掛ける一面も併せ持つ繊細かつ大胆な若者タクヤを演じた主演の北村匠海からコメントが到着しました!
<コメント>
■永田琴監督
釜山国際映画祭コンペティション部門選出の第一報を聞いた時、3人のメインキャストと一緒にいました。だから冷静なフリをしていたんですが、しばらく言葉が出ませんでした。この映画祭の土俵に上がることは、監督として目標であり夢でした。信じられないという思いが正直なところで、翌日、やっとジワジワと喜びが湧いて来たほどです。
これまであまり映画祭に縁のない映画制作をしてきた私にとって『愚か者の身分』は紛れもなく勝負作です。それをアジア最大の釜山国際映画祭でワールドプレミアとして上映できることは、本当に監督冥利に尽きます。しかも今年は30周年という記念すべき年。こんなに嬉しく光栄なことはありません。このご縁と幸運に心から感謝いたします。
■北村匠海
『愚か者の身分』を釜山国際映画祭のコンペティション部門に選出していただきました。大変嬉しく思います。青春も悲劇も痛さも愛おしさも全て平等に詰まっている映画だと僕は感じています。日本の片隅でひっそりと生きていて、誰からも目を向けられず、それでも「俺たちは確かにここに居るぞ」と小石を投げながら叫ぶ彼らの思いを是非観ていただきたいです。
心臓の鼓動を感じてください。
僕らは確かに生きたんだ。それはきっと誰かが抱きしめてあげなければいけないと思うのです。
◎新場面写真も解禁されました!◎
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3日間ノンストップで疾走する逃亡サスペンスに是非ご期待ください!
